Aerial Space

 Digital[な]空間 ― 移ろいゆく現象世界に歩みをとどめつつ...

ドイツを旅して IV : 始まり

ドイツ行きの仕事は結構骨が折れ、そろそろ寄る年並みになってきたから、他の人に譲って仁屋番頭は引退した……はずだった。

でも昨年中頃、先方から新しい連中だけでは仕事が足りないから、内緒でチョコっと来てくれと声がかかった。

【ハイデルベルク城・シュトュックガルテン Schloss Heidelberg】
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modelCanon EOS 5D Mark II
LenseEF24-105mm f/4L IS USM
SoftwareDPP 3.6


そう誘われると単純に”こよなくドイツを愛する”仁屋番頭、すぐに乗ってしまう……この性格を直さなくちゃ。

技術面を請け負ってくれていた相棒に相談すると、「契うものなら自分だって何度でも行きたい」と同意見。それで電車に乗って……と思いきや、
もうそんなに若くない。電車に乗って荷物を持ってというのは無理
ということで車を考え、予算の都合でレンタカーになったという次第。今までドイツの交通事情を見てきて、これならいける!と思っていたこともある。

また仕事場に着く前1日だけを観光をすることにした。
かねがねローテンブルクに行って見たかったのである。

ローテンブルク行きは何度か計画し、現地のドイツ人スタッフから、
ここからローテンブルクは遠いよ
と言われて、何度もボツになった場所である。

フランクフルトで降りれば中間にハイデルベルクもあるから、ここによってローテンブルクへ……1日ではちょっと無理かなと感じる。

いつもドイツ行きのことでは相談相手になってくれる、元大手旅行会社創設時メンバーのKさんを尋ねることにした。「充分、大丈夫だよ」と答えてくれた。

Kさんは今、定年後の第二の人生として、海外ブライダルの仕事をされている。かねてから「一度、私があなた方を案内したい」ともいってくれている人である。

ちょうど私たちが訪れるときもハイデルベルク城で挙式の仕事をされているという。1〜2日ずらしてくれたら、自分が案内すると申し出てくれたが、こちらも前後に仕事を控えていて変更はできないので、今回は遠慮することになった。

お気持ちに感謝。


  1. 2009/11/20(金) 18:40:06|
  2. 街の情景 Occident
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ドイツを旅して III : レンタカーで移動する(2)

アウトバーンで車を走らせる……こんなことは今日の今日まで夢想だにしなかったことである。

アウトバーンの渋滞に出くわす。6号線(A6)のあたりだと思う。
U氏に助手席から撮影してもらう。

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modelRicoh GX200

ドイツは右側通行左ハンドル
頭で分かっててもそれがどういう事なのか、現実では戸惑うに違いない。

とりあえず渡欧する直前の休みの日には、絵を描いて右折と左折の場合、対向車との位置関係がどうなるのかイメージトレーニング。
なんとなくだが分かったような気がする。

交通標識は日本のように、「私の車が取れる挙動」を必ずしも記してあるのではない。「相手がどういう挙動を取れるのか」という発想なのか、何度勉強しても記憶できない。
結局「何でもかんでも相手が優先」ということにして、標識をおぼえるのは断念した。実際現地では標識をそれほど細かく見ていた記憶はない。


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  1. 2009/11/19(木) 17:35:27|
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ドイツを旅して II : レンタカーで移動する(1)

【今日の出来事】 渡欧からの帰国後、初めて日本で車を運転する。
あちらの癖で反対車線に入ってしまわぬかと、ドキドキである。まぁ、そんなこともなかったので案ずるより産むが易しである。


さて話はさかのぼってドイツでの話に戻る。前回からの続き……。

夜のハイデルベルク Heidelberg :トラム

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modelCanon EOS 5D Mark II
LenseEF24-105mm f/4L IS USM
SoftwareDPP 3.6


レンタカーがあるので市内観光も自分たちで移動して…
と考えるのが普通である。

街から街へ、都市から都市への移動はいい。またそうして移動した先が新市街であっても問題はないだろう。

でも私たちは大抵、旧市街に用がある、そこは大概ブルク/ベルクと呼ばれた城塞都市の名残である。
ひとまず宿にはいるために立ち入るが、昔の道を利用してそのまま車道にしているために、蛇のように蛇行しているその道がどのように続いているのか、私たちにはにわかには判断できない。

しかも想定外だったのは、お馴染みのトラムの軌道である。

車道に、単純にトラムの軌道が混在しているところは、運転に支障はない。
これがグリーンベルトで区分けされている場合、通常の道では行く車と反対車線の2車道のほか、間に行き来するためのトラムの軌道が2車線が加わり、この時点で結構難儀した。

これが数系統のトラムが複雑に走る交差点になると、グリーンベルトが何重にも設置されていて、もはやどれが車道か分からない。

夜のハイデルベルク Heidelberg :交差点で

・ 交差点で信号待ちをしている間に、ほかの車がどこを走っているか確認する。
・ 自分たちの車の前に、車がいたら、その車についていく
と、このパターンにあやかれる場合は助かる。

しばしば信号に引っかかり
・ 自分たちの車両が先頭車両で、あたりに車は走っておらず……
……その上自分たちの車の後ろに後続車両が控えている
という場面が多く、二進も三進もいかなくなる。

ハイデルベルクの街に入城したときがそうだった。

左折をしなければいけないのだが(日本の右折に相当する)、
1. 停車中に左折した先の道を必死に探す。道路の中央部が高くなっているので向こう側が見えにくい。
2. 「グリーンベルトがあるからその向こう側に入ればよい」と判断する。
そこで信号が変わり車を発進、予定した車道に入ろうとすると、その向こうにさらにグリーンベルトが見えておかしいことに気づく。

とっさにトラムの軌道と分かり、ここに入って電車が来ようものなら逃げ場がないので、半分車の頭が入っているが脱出を試みる。後ろからは後続車が続いている――という状況に最初のころは陥る。

道中はみんなで「あっちが車道だ、イヤこっちが軌道だ」と楽しい論議が盛んであった。

そんな訳で、車を自分たちで繰り出すのは、街から街への移動だけにして、市内を見て回るのは公共交通機関を利用した方がいいという話になった。

ホテルのフロントで何番のトラム・バスに乗ればいいか尋ねても、
このホテルからはみな歩いていっているし、旧市街の名所に直接行くトラムもバスもないし……
と言われた。ローテンブルクもそうだが、ハイデルベルクの旧市街も歩いて回ってそれほど苦にならない広さの街なのである。

ちなみに街の住人は自転車を利用するようである。そのための専用車道が歩道に色分けされて、ここをうっかり歩いてしばしば注意された。

日中



  1. 2009/11/18(水) 18:31:15|
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ドイツを旅して I : レンタカーを借りる・返す


アレスゼーレ(万霊節)の季節。
ちょっと前までは見なかったパンプキン君がお目見えするようになった。 【ローテンブルク】

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modelCanon EOS 5D Mark II
LenseEF24-105mm f/4L IS USM
SoftwareDPP 3.6


「ドイツを旅して」と題したが、今回は特に仕事オンリーであって、ほとんど観光はしていない。

しかしながら仕事一辺倒というのもお気楽な性格の仁屋番頭に合わないので、今回は旅行社を通さず、レンタカーを借り、1日だけ日にちをもらい、観光することにした。自分で運転しているから、いつも以上に旅をしている気分なのだ。

旅行社を通していない……というのも正確にはウソになる。

当初そのつもりで予定したが、仕事の荷物も載せるとやや大きめの車が必要になり、レンタカー代が思ったより高いので、「私が相棒と泊まり込みで仕事している間、観光していてもいいよ」という条件で折半してくれ、ついでで交替運転手をしてくれる人を募集した。

そんな経緯があり、「やっぱり旅行社にサポートしてもらわないとこの人たち危ないね」という面々が集まった。いつもわがままをきいてもらう H.I.S. の団体・法人営業課 さんにきくと、航空機のチケットと宿の手配をいくつかまかせるという条件で彼らのサポートを快諾してくれた。いつもワガママばかりですんません。

でも「自分の手配分は、自分で処理して下さい」とは旅行社のいつも担当してくれる方のお言葉。
渡欧するまでに、色々な書類やらバウチャーやら手間がかかる。これも楽しみの一つでもある。

私と相棒、この2名が仕事。ほか4人が観光。うち運転手をしてくれるのが私のほか、2人。

ついでで揃った人数で、車の手配をお願いした方が楽かと思ったが、これは手が出ないお値段になったので、尋ねただけで終わってしまった。

という訳で、今回のテーマは「自己責任でドイツを尋ねる」……となる。


レンタカーを借りる

インターネットで Hertz (ハーツ・レンタカー)というところに申し込んだ。

最初は2人の予定で小さなワゴンだったのだが、折半要員・運転手を募集していると1人増え、2人増え……その間インターネットで度重なる予約変更、バンとなりボックスカーに変えたり、最終的に国際免許上、普通免許上限の運転席を含めて9名の座席があり、3.5 トン以下の乗用車という、もっとも大きな車に変更した。欧州ではセダン車以外オートマチック車はないとのことなので、ミッション車である。

面白いのが、そのとき画面に出る見積額。

車種変更で値段が変わるのは理解できるが、車種変更しないで、「到着便の時刻」と追加情報を入力しても、その日によってレンタル代が更新される。予約が早いほど安く……という訳でもなさそうな変動ぶりだ。

これらはあくまでも目安に過ぎず、現地に着くと更めて計算されるので、どこまでお得なのかも分からない。
予約時の基本料金くらいは反映されているのだろうか?

たまたま仕事先の先方の都合が、秋の終わり、現地では冬の初め。

四季を通じて何回かうかがったが、私が一番お気に入りの時期である。
季節的にはもう冬で、寒く、雪の降る日、荒れる日も多いが、晴れの日に当たると黄葉がとても綺麗にはえるし、山の幻想的な情景も格別なのだ。

自己責任でいく旅というのとお天気(雪)と、一抹の不安もあったが、とにかく季節の楽しみがそんなことも吹き飛ばしてくれ、日本を出発。


レンタカーを借りる II

成田を AM 10:54に飛び立ち、フランクフルト空港に現地時間の PM 2:09に到着。

レンタカー会社の HP 「空港での借り方シュミレーション」にはレンタカー会社までのリムジンバスあり(サンプル・アメリカ)とある。フランクフルト空港にそんなものはなかった。

空港で見つけたハーツの店舗には場所が移ったとの張り紙がしてある。空港案内係に道を尋ね、しばらくして窓口カウンターにたどり着くと、結構混んでいる。大分待たされた。

日本からのバウチャーを見せると、予約を確認後、更めて書類を作り直す。

インターネットでは無条件でドライバー1人の受け付けなので、それを3人に変更してもらわなくてはならない――このことは日本で前もって電話で尋ねてある。「インターネットではドライバーの数までは申し込めないようになっているので、現地で借りるとき直接言って下さい」とのことであった。

フランクフルト空港にて
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model 以下 Ricoh GX200


私たちが当たった担当者は、白髪まじりの貫禄がある男性で、ときどき若い人たちに指示を出しているので、この中ではお偉いさんだと思う。


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  1. 2009/11/07(土) 23:15:16|
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The Beauty under Moon

夏に入って撮った花の写真が結構たまった。

百合。夏の思いで

どこから種が飛んできたのか、自生している。

【 和 名 】 月下美人
【 学 名 】 Epiphyllum oxypetalum 
【 英 語 】 Dutchmans pipe cactus、A Queen of the Night

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modelCanon EOS 5D Mark II
LenseEF24-105mm f/4L IS USM
SoftwareDPP 3.6



みな家のゴミゴミした敷地内である。したがって引いた画像はない。


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  1. 2009/08/06(木) 20:52:48|
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田舎道

昨日発売の『アサヒカメラ』を見ていると、読者の人気投票の結果「読者が選んだベストカメラ2009」が掲載されていた。

バイエルンの田舎道 【ドイツ】

information
modelNikon F100
LenseAF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G
ExposureTime1/320
aperture9.0
ExposureBiasValue
FilmRVP 100
MeteringModeEvaluative




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  1. 2009/03/20(金) 17:59:09|
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ゆらぐ世界



information
modelSony DSC-R1
SoftwareImage Data Converter SR Ver. 3
+ HDR
exposure1/640
aperture2.8
ExposureBiasValue 0.3
isoEquiv 160
MeteringModeEvaluative
focalLength71.5
LocationPraha


今年は本年の 10 大ニュースも取り上げないうちに大晦日を迎えてしまいました。

米国サブプライムローンに端を発する、急速な景気後退が私たちの生活を脅かし、不穏な空気が街や世界を覆っています。産業の構造も転換を迫られるでしょう。

どのような社会であっても、それを作り上げる/たのは私たちです。
私たちの通った足跡にしか過ぎません。

過去はかえられませんが未来は新しくつくって行くことができます。

新しい年へ……かすみゆらぐ世界を観ながら  よりよい世界を夢みて

ひとまず眠りにつくことにします


  1. 2008/12/31(水) 14:03:14|
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遠い記憶 #001


【 Romantische Straße : Deutschland 】


information
modelSony DSC-R1
SoftwareImage Data Converter SR Ver.3.0
exposure1/200
aperture2.8
ExposureBiasValue 0.7
isoEquiv 160
MeteringModeEvaluative
focalLength21





  1. 2008/12/10(水) 17:30:42|
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ミュンヘンの州立歌劇場(オペラハウス)



information
modelSony DSC-R1
SoftwareImage Data Converter SR Ver.3
exposure1/1000
aperture4.5
ExposureBiasValue 0.0
isoEquiv 160
MeteringModeEvaluative
WBDaylight
focalLength26.7
LocationBayerische Staatsoper


ドイツの緯度は高い
もっとも南の地域が日本の札幌付近に位置する。

そのため、陽は低く、真横に飛び交う光が視線に刺さる。一方で建物の影が長く伸び、街の低い部分をなめて、覆ってしまう。
この気味の悪いコントラストが、しばしば私に目眩をおこさせた。

夏は夜遅くまで陽が残る
白夜の国々に近い土地だということを実感させられる。


  1. 2008/11/27(木) 23:06:45|
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Nightmare


Sony DSC-R1
processed RAW material by Image Data Converter SR
チェスキークルムロフ城


一昨日、昨日とようやく涼しい日が続いた。
研修や出張が重なっていたせいか、昨日は悪夢を見た。

4 月にお世話になった方の応援で北陸の地方都市に行ったのだが、夢の舞台はそこだった。

現実では福井で電車を乗り継いだのだが、夢では福井で乗り継ぐと、なぜかプラハのバス停に到着していた。
「そこから現場のチェスキークルムロフは電車で 30 分ほどだ」
「仕事が終わったら再びこの場所に集合。そして一緒に帰る」
と告げられ、かけつけた一行はひとまず解散した。
先方の出張先は、夢の中ではチェスキークルムロフに置き換えられていた。

夢の中の私は、クルムロフに到着すると、現実とほぼ同じ仕事をこなしていた、が、そこは夢。部分的な場面しか登場しなかったような……。

仕事を終えて、集合場所のプラハのバス停まで行く段階となり、ようやく集合時間を知らされていなかったことに気づく。なぜか行き方も分からない。
確かに集合時間が近いのだろう。同じ会社の人間と思われる人々が、みな足早に進んで行く。後ろ姿ばかりが目の前に広がり、私が遅れていることを暗示している。追いつけない。

ようやくひとかたまりの集団に追いつき、声を掛けることができた。彼は、肩越しにやや首を振るそぶりをみせた程度で、
自分はついででよそを回ってゆくことになっている。
と背中を向けたまま、ぶっきらぼうに答えた。
どこかで会っている人なのだろうけれど、顔の見えぬ彼が誰であるか定かにはならない。

このままでは帰りの電車に間に合わなくなってしまう。(なぜか飛行機ではない。電車を乗り継いでクルムロフまでやってきている)
だいたいここからプラハまでは 3 時間以上はかかったのではないか……
と、こんなところは現実に即していて変に正確だ。

このままでは日本に帰れなくなる、誰もまともな返事をくれない……どうしよう
と、せっぱ詰まったところで目が覚めた。

どうやらはじめてヨーロッパ行ったときのことが、オーバーラップしているようである。あのときは飛行機のダイヤ改正で乗り遅れた。

ストレスもたまっているのか……仁屋番頭の夏休みまであと少し、頑張ろう。


  1. 2008/08/19(火) 20:52:28|
  2. 街の情景 Occident
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◆ 仁屋商店の番頭
◆ 何を思ったのか、突然デジタルカメラを準備してブログを始める
◆ 移り変わりゆく街の情景、日常の光景を撮しとめたい ⇒ Read More

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