白川郷は合掌造りの民家が立ちならぶ、岐阜県の村である。世界遺産になっている。
勾配をきつくとった茅葺き屋根が合掌の形に似ている所から、合掌造りと呼ばれる。
江戸時代養蚕の棚を屋根裏に作り、また豪雪地帯で雪の重みを緩和させるためにこのような形になったといわれている。ほかに五箇山(富山県側)の村が知られている。
これらの村々が素晴らしいと思うのは、こうした古い集落の様子を残しながら生活が息づいていることである。はじめてこの土地のことを知ったのは小学校の担任の先生が、(個人的に)「行ってきました……」と旅行報告をしてくれた時である。その時はどうとも思わなかったが、なぜか今でもハッキリ覚えている。
先日カメラマン絶好の被写体となっている様子が報道で紹介され、また観光客の増加を目の当たりにしていると、プライベートな空間が侵されているという印象を持った。
私もプライヴァシィ侵害者の中の一人に違いない。お邪魔にならない程度に楽しみたい。
勾配をきつくとった茅葺き屋根が合掌の形に似ている所から、合掌造りと呼ばれる。
江戸時代養蚕の棚を屋根裏に作り、また豪雪地帯で雪の重みを緩和させるためにこのような形になったといわれている。ほかに五箇山(富山県側)の村が知られている。
これらの村々が素晴らしいと思うのは、こうした古い集落の様子を残しながら生活が息づいていることである。はじめてこの土地のことを知ったのは小学校の担任の先生が、(個人的に)「行ってきました……」と旅行報告をしてくれた時である。その時はどうとも思わなかったが、なぜか今でもハッキリ覚えている。
先日カメラマン絶好の被写体となっている様子が報道で紹介され、また観光客の増加を目の当たりにしていると、プライベートな空間が侵されているという印象を持った。
私もプライヴァシィ侵害者の中の一人に違いない。お邪魔にならない程度に楽しみたい。

早苗が季節の初々しさを伝える
ちらっと見せ
雨滴声……雨だれの音
EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
processed RAW materials by DPP 3.0

EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
processed RAW materials by DPP 3.0
一羽の雉鳩の悲しい死
玄関先で声が聞こえる 「どうしたの……飛べないの……」
家族がうずくまる鳩に声をかけている
「怪我でもしているのかしら、オナガが飛び交っている」
辺りには撒いたたように羽根が散っている。
すでに暗い。このまま夜を迎えては外敵に襲われてしまう。ダンボール箱にいれて安全なところへ移す。しきりに口を開けてあえぎ始める。水でも必要なのかと小皿に入れて口元に置く。
飲もうと首を伸ばしたその時、もんどり打ってひっくり返り、しばらく片方の羽を伸ばしたがやがて折りたたみ、目をつむり動かなくなった。まだ温かい。
「またしばらくしたら息を吹き返すかもしれないね。様子を見て明日病院か」とそのままにしておいた。しばらくして確認すると、口からたくさんの血が吹きこぼれていた。窒息したのだ。
少し前まで仲良く共生していたのに
少し前にオナガが産卵したらしく
少し前からネコがたくさん来るようになり
やがてオナガがけたたましく啼くようになり
そして今日 一羽の雉鳩が 悲しい死を迎えた
もう暗くなったが今日のうちに埋めてやろう。
茂みのヤブ蚊に喰われながら、スコップを持って土を掘った。
今日の記事が、彼のための墓標……

EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
processed RAW materials by DPP 3.0
長年愛用してきたモニタが寿命を迎えた。
省電力モードやOSと通じたときに入るスイッチの音が頻繁に鳴り、画面が消えたりついたり……
2、3日様子を見て、PC側に起因するのかしないのか、問題の切り分け作業に入る。ソケットを差し換えたり、電源を入れ換えたり。一応モニター側の問題だろう判断した。そしてブラウン管が鳴っている訳ではないので、これは修理可能と見てサポートセンターに電話する。
電話ごしに、隠しコマンド?のモニタ側のチェックを教えてもらう。
あれこれ検査した結果、サポセンの人から「モニタの御寿命です」と引導を渡される。これには参った。
というのは、今度買い換えるときは液晶モニタになるであろう、すると「階調表現に難あり」のイメージがあり心配なのである。ほかに画面表示のディレイ
一応次に購入するならナナオがいいと思っていたので調べる。AdobeRGB に対応しているものは無理だろうからそれ以外、と情報収集。何やら種類がありすぎてよく分からない。一応 ColorEdge シリーズでなくても S1721 か S1921という数字で大丈夫との情報を入手したのでこれをもとに電気屋を覗いてみる。
最近は周辺機器も安くなっているだろう、とたかをくくっていたが、このメーカーに限らずどれもそこそこはする。19 インチでは狭いので21インチとも思ったが予想外の価格であった。
しかも S1921 は写真に特化しているということでうってつけだが、数字はそのまま画面の大きさを表していて 19 インチ、この上のモデルはない。この上になると動画やオフィス用途の系統になってゆく。展示品のは方や動画の再生、方や静止画のスライドショー、比較のしようがない。カタログをもらって帰って数字をよく見るが違いがよく分からない。
そこで翌日、某大手量販店に行き店員に尋ねる。まず「写真を主な用途」と店員に説明した上で ナナオと他社の違いを聞く。
圧倒的にナナオ。信頼性が違うと切って捨てたような返事。二の句を継ぐ隙を見せない。更に言うには、すべての液晶を自社生産で徹底管理しているから、というのがその理由である。
つづいてモデル間の相違。S1921 のみ写真用途を謳っており S1931 や S2100 ほか最近のタイプはオーバードライブ回路を組み込んだ動画再生を謳っているが、そんなに差はあるのか? 店員云く、
全く話にならない。静止画だったら S1921 におよびもつかないと言いきってスタコラどっかに行ってしまった。
ほんまかいな?
試しに他店に行くと並列展示している。こちらの店舗では動画デモも静止画スライドショーも両機種ともそれぞれ再生している。見ていてもそれほど遜色はない。店員に前話をすると ??? という反応。「自分はそこまで言いきる自信がない」とのこと。
少なくともカタログスペックを見ると S1921 のスペックは全て満たしている、とのこと。展示品を見てもトーンジャンプ等が見られる訳でもない。しばらく悩んだ上で、配送・引取交渉のすえ、謙虚に「自信がない」といいながら親切相談に応じてくれた店で 21 インチの S2100 というモデルを購入することにした。おまけに某大型店より安い価格にしてくれた。今見ると価格コムの最安値よりも安い。
FlexScanシリーズの最高機種 L997 の廉価版としての位置づけらしい。
RGB/CYMの6色独立調整・縦位置自動検出などのいくつかのハードウェア的機能の省略、IPSパネルではなSAMSUN製のVAパネルの採用により低色度変位がやや落ちる(この時点で自社製品という情報は間違いであることが分かる)、内部 14 bit 演算から 10 bit 演算の廉価版スタイルとなっている。こうした点で L997 に比較すると、場合によっては階調表現が落ちることもあるようだ。
セッティングを終えこの記事を書いていて、いまだ使用感を述べるほどのものではないが、ブログの写真も以前のモニタに比較するとプリントに近いようだ。少し輝度が高くて目が疲れそう。
画面が広くなって事務にはよさそうである。

EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
processed RAW materials by DPP 3.0
雨のため激流になっていた。NDフィルターが
なくても何となく写せてしまう。
散策路を歩く。
河童橋より明神池方面へ、あいだに昼食を挟んで同じく橋よりウェストン碑に向かう。
明神池までは結構距離がある。最初から分かっていたのでそこは目的地にはしない。途中で折り返す算段だ。
歩いていると穂高に行く標識発見。山登りが得意な連れに尋ねる。
穂高岳は本格的な登山になるので素人は無理。でもこの標識は西穂高に出るルートなのでちょっとした仕度で大丈夫。上にロッジもあり、山の反対側にロープウェイも通っています。西穂高に登ってロッジで一泊、降りてきてもう一泊して体調を整える必要がある、登りより下りがきつい……などと話に花が咲く。
フムフム、それでは下りが楽ならもう一泊する必要がなくなる。上高地に一泊して満喫し、その後西穂高に登って上で一泊。ロープウェイを使って降りてくればなんら問題はない。
じゃあ今度はそんな予定で出直してきますか。

陽が出ていないので、透過光が綺麗な林の雰囲気にならない。残念!
久しぶりの上高地。
青く澄んだ空、紺碧の川面、この世の浄土ともいうべき景色を楽しみにカメラも持っていきましたが、あいにくの梅雨入り。 (T_T)
この日は途中で雨が上がってくれましたが、結局 穂高連峰は頭を出さずじまい。
どこに行っても中国語を話す団体客が多く、世界の流れも変わってきているんだなと実感させられます。水面の光景など九寨溝に似ているなと感じるのですが、彼らはどう感じているのですかね。捲舌音が聴けない所からすると台湾の人たちかもしれません。
青く澄んだ空、紺碧の川面、この世の浄土ともいうべき景色を楽しみにカメラも持っていきましたが、あいにくの梅雨入り。 (T_T)
この日は途中で雨が上がってくれましたが、結局 穂高連峰は頭を出さずじまい。

大正池から眺める
EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
processed RAW materials by DPP 3.0

河童橋近くのお決まりのスポット。ここで決まらなかったからどうしようもない。お手上げ状態です。
どこに行っても中国語を話す団体客が多く、世界の流れも変わってきているんだなと実感させられます。水面の光景など九寨溝に似ているなと感じるのですが、彼らはどう感じているのですかね。捲舌音が聴けない所からすると台湾の人たちかもしれません。


EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
processed RAW materials by DPP 3
高山―上高地―永平寺 とまわってきました。
例によって仕事をかねてです。といっても後半は観光主体。それに温泉にもつかりたかった。
カメラを持参しましたが、ちょうど梅雨入り。
高山は雨に降られ、上高地は幸い上がりはしましたが穂高連峰は雲の中、至上の絶景ともいうべき件の景色は拝めませんでした。
ともあれ来週分くらいの写真には事欠きそうもありません。

EOS 30D EF-S 17-55mm F2.8 IS USM
1 週間程前が最後で、ツバメの飛来は見られなくなった。
恐らく子ツバメも巣立ち、今年の日本滞在の目的が無事果たせたのだろう。
姿を見せなくなる頃の数日は、いつになく目まぐるしく飛んでいた。
いつもはつがいだったのに、飛び方がぎこちなく時折落ちそうになる不器用なのが混ざっている。彼が今年度出生組であろう。
そろそろ最後と覚悟していたのでカメラを持ち出す。
以外と警戒心が強く、人の姿を見るとトビ去って行くはずが、若鳥は飛行の訓練に余念がない、去らずにいつまでも練習を続ける。
風に流され、旋回するときには落ちそうにもなり、見ていて冷や冷やする。それでも午後にもなると一人前の飛び方になったのが、素人目?にもよく分かる。
さすがにつきまとわれるのがいやなのか、私の頭の上をしばしば旋回し近くの電線にとまると、体を左右前後に動かし、
ピーッピッピッ! ピーッピッピッ! グルグルグルーッとけたたましく唸る。
これって威嚇しているの? ボクは君と友達のつもりだったのに……
これも巣立ちである証し……
「エスターハージー城 ハイドンセット編」は こちら から
さてこの街に行くことになったのは、少しゆっくりしたかったこともある。世界遺産に指定されたノイジードラー湖(マジャル語:フェルテー湖)があると紹介された。折角だから見に行ったらどうか、と。
そこで連れやら同僚らをサッと「終日バッハウ渓谷:ドナウ川下り」に送り出し、その日ほかにも予定のある者と少しゆっくりしたい者たちだけで、ブルゲンラント州 Burgenland 行きを企てたのだった。
雲行きが怪しい中、車を借りてウィーンを出発。
案の定途中で雨が降り始めた。

Nikon F100 centuria A100-S
AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G
![]() |
| AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6G 雨が一時やんだおり、望遠にて写す。 |
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| こちらは雨が降りやまぬころ、車中から写しておいたもの。 ローマ時代の石切場 : ザンクトマルガレーテンの辺りだったか |
視界晴れやかならぬ、ノイジードラー湖。なんと世界遺産である。
周辺の村々にはオーストリア屈指のワインがとれるというブドウ畑が広がる。
ブルゲンラント州がオーストリアに組み込まれることになったとき、湖は半分オーストリア領、半分がハンガリー領になったとのこと。
緑が切れ、上にうっすらと丘陵が見える間に広がるのが湖。
残念ながら湖畔の街までは行けたが悪天候ということで湖の岸辺には立てなかった。もとより中欧にできた巨大な水たまり : ステップ湖である。時代により湖の面積は大きく変化するので岸辺から 1 km前後は葦が広がり、湖畔といえる場所は少ないとのこと。
上の井戸や以下に続く写真が湖畔の街:ルスト のものになる。(このルストと州都アイゼンシュタットはハンガリー王国時代自由都市だったこともあり、現在ブルゲンラント州を構成する7つの群には含まれない憲章都市とのことである)
ヨーロッパではコウノトリの保護が盛んである。ここブルゲンラント州の街 : ルストも保護区として知られている。
![]() | ![]() | |
| 屋根の上に巣がある様子 | 最初は雛鳥の姿が見えなかったが、しばらくすると餌を運んで戻ってくる親鳥に雛も姿を見せる |
コウノトリはご覧のように煙突の上に巣を作っている。これは住民が巣を作れるよう台座を備え付けているからなのだが、本来は煙突の上に直接か、もしくは屋根裏に巣を作るものらしい。
この話を聞いててフと思う。
ヨーロッパ人は、煙突とは「異界の出入口」という感性を宿しているのではないのか? と。
コウノトリは赤ちゃんを運ぶ鳥、ということは誰もが知っている昔からの言い伝えである。
それは、これまで「この世には存在しなかった」赤ん坊、つまり異界に属しているものを、「この世」つまり此界とでもいうべき私たちの次元に連れてくる。それには夜の帷が降りた頃、そっと煙突を通ってくる必要があり、その煙突を支配しているものはほかならない、誰かというと、あそこを自由に使用しているコウノトリである、という筋立てだったのではないか。
例えばほかに煙突から出入りするものにサンタクロースがある。これも神性の代理人であるサンタが、神の愛(異界に属しているもの)を伝えに人間界に侵入/子どもたちに接触する。そのために煙突という窓口を使用する、という共通の構造性が見出せる。
そもそも「コウノトリが赤ちゃんを連れてくる」という話はドイツ語圏が発祥で、それがヨーロッパ中に広まったといわれている。この話が上記のヨーロッパ的霊性を語っている可能性はやや高まったといえよう。(笑)
構造人類学者のレヴィ=ストロースにサンタクロースについての著述がある。まだ読んでいないが、この話が載っていなかったら私のオリジナルということになる期待しよう。(笑)
この地域では珍しい、唯一のルネッサンス時代の建物。
ブルゲンラント Burgenland は不思議な州である。
オーストリアの東の端、ハンガリーと国境を接して位置する州である。
なにが不思議か――それは、住んでいる住民がマジャル人(ハンガリー人)なのである。歴史的には本来ハンガリーに治められる土地だったそうだ。もっともドイツ語圏の人間も多い。
ところが落日の栄光ハプスブルク帝国が崩壊するとき、それはハンガリー=オーストリア二重帝国が解消されるとき、ここの住民は何を思ったのか「自分たちはハプスブルク帝国の人間である」と宣言し、住民投票の結果、オーストリアに所属することを望んだのである。
そのような訳で、歴史的にも使用言語もマジャールなのだが、なぜかオーストリアの 1 州としてやっている。
ここからなだらかに下っていくと、小さな街が広がる。街の写真も撮ったが、あまりよくないので省略。
ハイドンが静かに眠るベルク教会。なかなか斬新なデザインである。
ヨーゼフ・ハイドンの石棺とその銘
オーストリアの東の端、ハンガリーと国境を接して位置する州である。
なにが不思議か――それは、住んでいる住民がマジャル人(ハンガリー人)なのである。歴史的には本来ハンガリーに治められる土地だったそうだ。もっともドイツ語圏の人間も多い。
ところが落日の栄光ハプスブルク帝国が崩壊するとき、それはハンガリー=オーストリア二重帝国が解消されるとき、ここの住民は何を思ったのか「自分たちはハプスブルク帝国の人間である」と宣言し、住民投票の結果、オーストリアに所属することを望んだのである。
そのような訳で、歴史的にも使用言語もマジャールなのだが、なぜかオーストリアの 1 州としてやっている。


Nikon F100 RVP F
AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G
ここからなだらかに下っていくと、小さな街が広がる。街の写真も撮ったが、あまりよくないので省略。
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| この写真以降 コニカ centuria A100-S |
ハイドンが静かに眠るベルク教会。なかなか斬新なデザインである。
ヨーゼフ・ハイドンの石棺とその銘
























