アルトエッティング : Altoetting その2
2006-07-16(Sun)
承前

街のハズレには小川が流れています。こういう風景を見るとドイツ南部ののどかな一田舎町という表現がよく似合います。
そういえば前回行ったときには、ヨーロッパの名物、移動遊園地(サーカス)が来ていました。
何もなかったはずの所に観覧車が見えたり遊園地があるのですから、もうびっくりです。
件のコンスタンツェは、スイスの作曲家マックス・ケラーがアルトエッティングに居を搆えていたので彼をを尋ね、ケラー夫妻とともに撮影をしたそうです。かくいうW.A.モーツァルトも演奏会に向かう途中の1785年2月7日にこの街に宿泊しています。(゜ペ) ウ〜ン、アルトエッティング、やっぱりあなどれない土地だったんだな。
中心教会に黒マリアは祀られています。
バチが当たると行けないので画像のアップはやめておきます。変わりといってはなんですが、最近建てられたらしい屋外像をUPします。(もとい、黒マリア像の間接写真をUPしました→《ここをクリック》 屋外像はそのまま下に掲載してあります。2007.3月修整)

広場には世界の国旗が飾られています。どういう意味があるのかよく知りません。

朝日が昇るとともに、みるみるうちに朝靄に包まれました。
上の写真とこの写真は同じ時に撮ったものです。

祈祷

この中心教会の緑色の廡(ひさし)の所は回廊になっており、巡回できるようになっています。病気の方や悩み事のある人は、教会に用意してある身の丈ほどの十字架を背負い、願をかけてひたすらグルグル回ります。お百度詣りです。
これで願がかなうと、回廊にイエス様やマリア様の絵を描いて掛け、奉納します。天井までびっしり絵が敷き詰められています。
秋の大祭の時にはヨーロッパ各地から数千人の信者が集まっていました。この時は、夜、松明を持って回廊ではなく広場に出て、神父さんの音頭に合わせて偈文を唱えながら教会を回っていました。なかなか壮観な光景でした。

教会の中には信者さんが大勢椅子に座ってお祈りしています。
小さな教会で中も狭いので、本尊の黒マリアとさほど距離はありません。ここで手を合わせひたすら祈っています。
様子を見ていると願掛けではなくただひたすら本尊との対峙に身を置くことで静寂を楽しんでいるかのようでした。一種の瞑想のようでもあります。
キリスト教の瞑想というとサン=ヴィクトル派のものが有名ですけれど、それとは違いますので瞑想というのが的確な表現かどうかは分かりません。
街(村)のもう一角には「パノラマ」と称される施設があり、ここでキリストの受難をジオラマにした模型が展示されています。1信者が100年程前に作り上げたもので、なんと世界遺産に指定されています(と説明されましたが、現在世界遺産リストに名前が見えません(^^;) )。あのノイシュヴァンシュタイン城でさえ世界遺産ではないというのに。
必見!というほどのものではありません。興味のある方は立ち寄られるといいでしょう。

午前8:00頃、教会で朝のお祈りを終えると、お年寄りが家に帰って行きます。「孫の面倒見なくちゃね」そんなようなことを口にしていました。
いいですね。精神的に豊かなような気がします。
最後にもう一言付け加えさせていただきます。
現ローマ法王ベネディクト16世はアルトエッティングからイン川 Inn をこえて東に少し行ったマルクトル ( マークトル Marktl )という街のご出身です。このような土地柄だからこそローマ法王になるような方が輩出できると首肯しています。
以上、仁屋番頭がお伝えしました。

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Fujicolor PN400N
Altötting
AF-S VR 24-120mm Fujicolor PN400N
Altötting
街のハズレには小川が流れています。こういう風景を見るとドイツ南部ののどかな一田舎町という表現がよく似合います。
そういえば前回行ったときには、ヨーロッパの名物、移動遊園地(サーカス)が来ていました。
何もなかったはずの所に観覧車が見えたり遊園地があるのですから、もうびっくりです。
件のコンスタンツェは、スイスの作曲家マックス・ケラーがアルトエッティングに居を搆えていたので彼をを尋ね、ケラー夫妻とともに撮影をしたそうです。かくいうW.A.モーツァルトも演奏会に向かう途中の1785年2月7日にこの街に宿泊しています。(゜ペ) ウ〜ン、アルトエッティング、やっぱりあなどれない土地だったんだな。
中心教会に黒マリアは祀られています。

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
広場には世界の国旗が飾られています。どういう意味があるのかよく知りません。

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
朝日が昇るとともに、みるみるうちに朝靄に包まれました。
上の写真とこの写真は同じ時に撮ったものです。

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Fujicolor PN400N
AF-S VR 24-120mm Fujicolor PN400N
祈祷

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Fujicolor PN400N
AF-S VR 24-120mm Fujicolor PN400N
この中心教会の緑色の廡(ひさし)の所は回廊になっており、巡回できるようになっています。病気の方や悩み事のある人は、教会に用意してある身の丈ほどの十字架を背負い、願をかけてひたすらグルグル回ります。お百度詣りです。
これで願がかなうと、回廊にイエス様やマリア様の絵を描いて掛け、奉納します。天井までびっしり絵が敷き詰められています。
秋の大祭の時にはヨーロッパ各地から数千人の信者が集まっていました。この時は、夜、松明を持って回廊ではなく広場に出て、神父さんの音頭に合わせて偈文を唱えながら教会を回っていました。なかなか壮観な光景でした。

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
教会の中には信者さんが大勢椅子に座ってお祈りしています。
小さな教会で中も狭いので、本尊の黒マリアとさほど距離はありません。ここで手を合わせひたすら祈っています。
様子を見ていると願掛けではなくただひたすら本尊との対峙に身を置くことで静寂を楽しんでいるかのようでした。一種の瞑想のようでもあります。
キリスト教の瞑想というとサン=ヴィクトル派のものが有名ですけれど、それとは違いますので瞑想というのが的確な表現かどうかは分かりません。
街(村)のもう一角には「パノラマ」と称される施設があり、ここでキリストの受難をジオラマにした模型が展示されています。1信者が100年程前に作り上げたもので、なんと世界遺産に指定されています(と説明されましたが、現在世界遺産リストに名前が見えません(^^;) )。あのノイシュヴァンシュタイン城でさえ世界遺産ではないというのに。
必見!というほどのものではありません。興味のある方は立ち寄られるといいでしょう。

Nikon F100
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
AF-S VR 24-120mm Kodak GC-400
午前8:00頃、教会で朝のお祈りを終えると、お年寄りが家に帰って行きます。「孫の面倒見なくちゃね」そんなようなことを口にしていました。
いいですね。精神的に豊かなような気がします。
最後にもう一言付け加えさせていただきます。
現ローマ法王ベネディクト16世はアルトエッティングからイン川 Inn をこえて東に少し行ったマルクトル ( マークトル Marktl )という街のご出身です。このような土地柄だからこそローマ法王になるような方が輩出できると首肯しています。
以上、仁屋番頭がお伝えしました。
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