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プラハの居住区 :: プラハ Praha

060929_01.jpg

 Sony DSC-R1 
processed RAW material by Image Data Converter SR

チェコというと、「プラハの春」や1989年の「ビロード革命」により自由化を果たした国という印象が強い。それはつい最近まで社会主義国だったという見方を私たちに植え付けてしまう。

というのは、実際に行ってみると中国に行ったときと同じような感覚が呼び起こされたからであるが、これはチェコが旧社会主義国の体制をいまだ脱しきっていないせいなのか私の先入観なのか、自分自身よく分からないでいる。恐らくその両方なのだと思う。
妙に砂っぽい街、トラムのチケット1つ入手するのにもその場でどうにもならない融通の利かなさ……



060929_03.jpg

お陰でただ乗りをしてしまったことは内緒の話に属する部分であるが……。

プラハ城を北辺にして、マラー・ストラナ、旧市街・ユダヤ人地区、新市街と南に見てゆくのが案内書の見せ方。
私どもは旧市街に泊まる財力はないので、案内書にはないプラハ城の裏手(ということは、さらに北側)、旧官僚たちの居住区にある宿に泊まる、というこれも定番の手法(ほか、新市街に泊まる)。従業員の応対も、精一杯不慣れなサービス精神を振りまいての様子が伺えるが、いかんせん施設・設備が追いついていない感じ。

旧市街などの観光地は灯りも点って夜景が綺麗だが、こちらの居住区は照明もそれほどなく、とにかく暗い。その真っ暗な店の中で仕事帰りのサラリーマンたちはビールを飲み交わして談笑している。こんな所も中国そっくり。

終業時間は何時なのだろう、最近できたという大型スーパーは夜の9時だというのに、仕事帰りの若い人たちで賑わっている。

宿の高層階からさらに北を眺めると、数キロ離れて取り囲む丘陵には団地群が林立している。旧役人たちは、自分たちは城の近くを陣取り大衆は都の外に追い出したのだという。振り返れば日本も同じだということに何げに気づく。

060929_02.jpg

写真は午前6時半頃から7時半頃まで、通勤・通学の時間帯。ゴミ箱を撮っていたら通行人の目が点になっていた。


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  1. 2006/09/29(金) 21:10:44|
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  4. | コメント:4
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コメント

プラハの居住区

1枚目の写真,壁の色が変色しているので2002年8月の洪水の爪あとと思われますが,どの辺りで撮影されたものなのでしょうか。

トラムのチケットですが,停留所や車内での販売はなく(金銭を扱うので,自販機など準備が大変),近くの新聞スタンド,雑貨屋で買えます。現地の人は定期券かまとめ買いしたチケットをもっています。おばさんなど手持ちがあれば,車内で分けてくれることもあります。日本のように切符に日付が入ることはなく,車内で自分で刻印します。

一般企業,学校は7時から始業(授業開始)です。ですので一般の会社は,午後3時には終了します。夏は日も長いので,泳ぎに行ったり,郊外へ散歩に出かけたり,家族・友人と過ごします。しかし冬はこの逆で,非常に大変です。真っ暗な寒い中,通勤します。私もこの事情を知らず,夏にホテルを朝10時ごろ出て,観光に街中を歩くと,チェコ人はもう食事をしている!ビールを飲んでいる!「こんなことをしているから,社会主義の国はいつまでたっても理想だけで,我々には絶対追いつけない」と思っていました。9時から働き始めて3時間たてば,昼食の時間ですね。勘違いしていました。そうです彼らはもう3時間仕事をした後なのです。
 たしかに社会主義時代,品物は少なく,品切れになると次はいつ入荷になるかわからないので,買いだめをします。結果的にはこれが品不足を加速させていたのですが。どこかの国のオイルショック時のトイレット・ペーパー買占めと似ていますね。ですから自己防衛として,チェコ人はガラクタでも品物は捨てません。社会主義時代,トイレの修理を以来しても,なかなか来ません。でも飲み屋の仲間に修理工をしている知り合いがいると,修理してくれるのです,アルバイトで!これが社会主義です。与えられたノルマをこなせばいいので,会社のために一生懸命働く必要はないのです。働く意欲がなくなるのです。

ですが私腹を肥やすとはいいませんが,仲間のためには作業してくれるのです。ほとんどのチェコ人が別荘とはいいませんが,郊外にセカンドハウスを持っています。個人で,または友人と共同で,出資して買うのです。週末はここに行きます。ですから,週末プラハにいるのは仕事がある人か,観光客だけです。このように個人の生活は非常に(精神的に?!)豊かで,都会はお金を稼ぐだけの場所で,本当の生活は郊外なのです。

チェコ特にプラハの中心街は観光で成り立っています。観光関連以外の産業は中々育ちません。設備投資,技術革新と難問がおおいので,手っ取り早く稼ぐにはサービス業,観光関連産業なのです。しかしサービス業といっても,チェコ人相手の飲食店では,多くは望めません。当然地元民向けのレベルは,外国人向けと比べると格段に低いです。ですが格段に安いです。
1杯¥150程度のビール(0,5L)を飲まれましたか。これが恩恵です。お泊りになったのはプラハ城の北側,おそらくプラハ6区という場所でしょうが,在留邦人の多い地区で,普通のチェコ人も生活している地域ですが,プラハの中でも上の部類です。ですから中心部と同等のサービス・施設を期待するなら,それに応じた料金になると思いますが。

なぜか気がつけば,長々と熱く語ってしまいました。続きのプラハ旅行体験記,お待ちしてます。
  1. 2006/09/30(土) 12:25:39 |
  2. URL |
  3. とても,チェコ好き #f41yzpT2
  4. [ 編集]

「とても,チェコ好き」さん、コメントありがとうございます。また詳細な話を寄せていただきありがとうございます。

写真の場所は Praha 6 というところ、仰られている6区のことでしょうか、「デイヴィツェ」と呼ばれている辺りです。

旧市街では洪水の水位の痕跡について説明を受けましたが、ここら辺は一人で歩いていましたし、高台でもあるのでこれが洪水の後かどうか私にはよく分かりません、恐らくそうだろうとは思っています。

トラムのチケットについては購入方法を聞きましたが、最初、近くのお店等にはおいてなく、場合によっては車内で購入できるというので乗車しましたが、英語もドイツ語(カタコトですが)も通じず、運転手も管轄外らしく結局そのまま降りるしかありませんでした(^^;) 旅行中も駅近くの売店行っても売り切れていたり、別の場所に行ったときは連れの分までは無かったりで……こういうところにお国事情が表れていて面白いですよね。

最近は事情が違ってきましたが、就業時間はドイツなどでも朝早く、夕方4:00までで、手紙を出そうと郵便局で並んでいても時間になると「ハイ、また明日」と追い返されたこともありました。ただチェコで私が目にしましたのは、夜9:00になって会社員風の人や学生風の人々で賑わう真っ暗な街なので、午後3時退社だと時間が合わないような……。

ついででご教授願いたいのですが、陽もすっかり落ちてブラブラ歩きながらカレル庭園を抜けて旧市街まで降りようと思ったのですが人通りもなく地下鉄の駅もよく分からなかったので、不安を感じて Chotkova で引き返したのですが治安的にはどうなんでしょうか? そのまま突き進んでも問題はなかったのでしょうか?(ちなみに歩道は途中で草木に覆われて消滅していました。長らく人が歩いたことがないんでしょう)
  1. 2006/10/01(日) 14:55:07 |
  2. URL |
  3. 仁屋番頭 #GCA3nAmE
  4. [ 編集]

プラハの居住区

私も最後に訪れたのが2004年5月ですので,現地の最新の情報に関しては判りませんが,会社員風とお書きになっているところを見ると,外資系かと思います。というのも2004年当時でも,ネクタイ+背広のチェコ人は金融関係か外資系のお勤めで,一般チェコ人の背広姿は非常に少ないです。飲むときも,自宅かレストランで食事をしてからで,日本のように何かつまみながら飲むと言う居酒屋風な事はほとんどしません。(そのほうがビール,美味しいのにね!)飲むときはビールなどの飲み物だけで,食事の注文はしません。(冷たい前菜を頼むことはあります)

お尋ねの公園ですが地図が手元にないので不明ですが,チェコ人も夜の公園の一人歩きには注意します。麻薬の売人と買い手がおり,お金をせびったり,運が悪いと刃物・拳銃と言うのも聞いたことがあります。あくまで一般的にですが,アメリカの若者風のスタイル(NIKE&ADIDASを羽織る)をしている若者に多くいるようです。地下鉄や市電の車体への落書きはいかがでしたか。
次の旅行体験談楽しみにしています。
プラハ6区は高台ですね。洪水の件(カレル庭園)はまた調べて書きます。
  1. 2006/10/01(日) 18:58:24 |
  2. URL |
  3. とても,チェコ好き #f41yzpT2
  4. [ 編集]

なるほど

お返事ありがとうございました。

>飲むときも,自宅かレストランで食事をしてからで,
>日本のように何かつまみながら飲むと言う居酒屋風な事はほとんどしません。
なるほど。たしかに食べ物を食べながらという方はほとんどいませんでした。
タイムラグも納得いきます。

>地下鉄や市電の車体への落書きはいかがでしたか。
地下鉄はとうとう乗る機会がありませんでしたが、市電の落書きというのは気がつきませんでした。
初めての国で余裕がなかったせいでしょうか……

>チェコ人も夜の公園の一人歩きには注意します。
夜分にフラッチャニの丘から旧市街まで降りようと人気のない場所を歩いていますと、時折通り過ぎる市電やバスに乗った人々の視線が集まり、これはかなりやばいのかな……と思い、地下鉄の乗車口が見つからなかったことが天の啓示だと思い、諦めました。お説拝見して、正解だったと思います。

チェコで写した写真がまだいくらか残っていますので、恥ずかしながら時間を見ながら UP したいと思います。記述に間違いがありましたらご指摘下さい。(^^)
  1. 2006/10/01(日) 22:23:54 |
  2. URL |
  3. 仁屋番頭 #GCA3nAmE
  4. [ 編集]

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