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釣り柿

061118_01.jpg

Sony DSC-R1 1/40 F4 Av 38mm ISO160 WB:太陽光 【金閣寺・参拝者入り口付近】
processed RAW material by SILKYPIX Developer Studio 3.0

今週の初めに訪れた京都の写真。

まだまだ紅葉には早かったけれど、ここ2日ほどは大分寒さが増してきたので、今頃大分色づき始めているのではないかと思う。

061118_02.jpg

DSC-R1 1/50 F8 Av 50mm ISO160 WB:太陽光 【竜安寺】
processed RAW material by Photoshop CS2



前々前回、驚く話があった、と前振りしておきました。こういう所で書くのもなんですが、ゆゆしき事態だとも思うのであえて書くことにします。


その1 落柿舎で

陽も落ちてきた頃、ようやく嵯峨野巡りをはじめた。
人気も大分まばらでやや寂しい。実はこれくらいの寂寥感がある方が嵯峨野には相応しいと思っている。

さすがに落柿舎にはまだ訪れる人も少なからずある。みなわびさびの世界に浸っていると……一陣の風とともに現れた人力車。乗っているのは20代前半ほどの若き女性、二人。
車夫「これは何の木か分かります?」

ご存じのように熟れた柿が実って、頬を朱に染めています。「はて? 何が言いたい」この時点でこの質問は意味をなしていないように感じた。しかあらず。
女性「えっ~、分っかんない。食べたことあるかもしれない」

こ、これが分からない!? すでにこの辺で、まわりの人々は興ざめして空気が凍りつきました。しかも判断の方向が、食べる方に行くか!? 本能的には間違っていないかもしれませんが。
車夫「さっきのですよ。柿ですよ、柿!」

女性「えっ、これ、柿なの。初めて見た!」

さっき何があったのかよく分かりません、干し柿でも食べてきたのでしょうか。

私、仁屋番頭も都会生まれの都会育ちで、植物・自然音痴で我ながらばつが悪い思いを何度となくしてきましたが、さすがにここまで非道くありません。
こうして人力車から降りることもなく、茅(ちがや)も見ることもなく、あっというまに去って行きました。

さすがにその場にいた人々は、「常識がね、まったく」「柿を知らないなんてね」と口々に出しておりました。声にせずにはいられなかったのでしょう。
 狂歌 「柿なれど 知らぬ存ぜぬ 落柿舎か」

061118_03.jpg

DSC-R1 1/30 F4.8 -0.3EV Av 72mm ISO160 WB:太陽光 【落柿舎】
processed RAW material by Photoshop CS2


その2 銀閣寺で

仁屋番頭は銀閣寺に行ったことがありません。大変楽しみにしていました。

順路通りに進んで行くと、いきなり順路の方角とはあさっての向きに建っておりまして振り返らなければ向き合えないような位置。ちょっと当惑しましたけれど、念願の銀閣寺です。決して大きくない黒い書院造りが、いぶし銀のように渋いです。

感慨にふけっていると、またもや女性二人組、今度は30路に近いような方々、「どれっ、どれっ」といいながら入ってくる。「ちょっと分かりにくいかな」と思って振り返ると、
えっ! なにっ! この汚いの! こんなのにお金をかけるなんてふざけているよ!

これまた絶句です。

この場合のお金が拝観料なのか、税金なのか、よく分かりません。もしかしたらこんなのにも維持費を捻出しなくてはならないお寺さんへの配慮だったのかもしれません。
まぁ社会主義や共産主義などの考え方もありますので、今回のケースはそういう人がいてもいいのかなとは思いますが、それにしてもいきなりお金に結びつく価値観にはついていけません。
 教訓 「人はパンのみに活きるにあらず」


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