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 Digital[な]空間 ― 移ろいゆく現象世界に歩みをとどめつつ

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街の情景 :: 寧波 Ninpo



浙江省の港町
盧山(ろざん)は煙雨(えんう) 浙江(せっこう)は潮(うしお)
と謳われたように風光に勝れる
上に天堂あり 下に蘇・杭あり
と蘇州と並び称された肥沃の地

 かつて遣唐使や、空海、栄西禅師、道元禅師などの留学僧もここより足を踏み出した

 昔の港は狭しと、今はさらに河口の沖合はるかに貿易港は移っている
 写真は明け方、旧港付近から河上を望んだところ


 街は発展し近代的な建築が立ち並ぶ
 
 一方 昔ながらの家屋も多い 瓦は一生ものなのだろうか


Nikon F100 RDPII
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000



西 湖

 雪のように柳絮が舞う中 湖畔を進む

 明るい春の陽ざしが何かもの悲しい
 柳絮はそんな思いを駆りたてる


Nikon F100 フジカラーREALA
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000





阿育王山広利寺(現:阿育王寺)

 中国禅宗五山の第5位

 
 正面放生池に「阿耨達池」の文字が見える

 「阿耨達池」は無熱悩池ともいい 古代インドでヒマラヤの中腹にあるとされた理想郷の1つという


Nikon F100 RDPII
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000



太白峰天童山景徳寺(現:天童寺)

 中国禅宗五山の第3位

 栄西禅師や道元禅師がここで修行したという

 大宋宝慶二年丙戌春の頃、三月の頃、夜間やや四更になりなんとするに、上方に鼓声三下きこゆ … 入室話にいはく「杜鵑啼、山竹裂」 …

 それよりこのかた、日本寛元元年癸卯にいたるに、始終一十八年、すみやかに風光のなかにすぎぬ。天童よりこの山にいたるに、いくそばくの山水と覚えざれども、美言奇句の実相なる、身心骨髄に銘じきたれり。かのときの普説入室は、衆家おほく忘れがたしとおもへり。この夜は、微月わづかに楼閣よりもりきたり、杜鵑しきりになくといへども、静閑の夜なりき。

『正法眼蔵』「諸法実相」)

杜鵑〈ホトトギス〉をキーとした禅者道元の美しい文章

 「ホトトギスはいまでもいますか?」

これが私が日本から持っていった秘やかなためごと
「道路が出来てからはトンと声が聞けなくなった」というのが答えだった



永平寺のモデルとして

 上の伽藍の写真は裏山から伽藍を俯瞰したもの。

 左は回廊の写真。

 どちらも福井県の永平寺とよく似ているそうだ





 天童山景徳寺の境内。
 プライベートなエリアなのか、写真は撮れなかったが、修行僧が瞑想をしていた。

 写真後ろ(東)の竹林を深く進むと、現在の天童寺の前身にあたる「古天童」がある。





 太白村の民家は谷間に密集する

 天童山へ行く道の足下に 甍の波は延々と続く


以上 4 点
Nikon F100 フジカラーREALA
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000



 移ろい 漂う世界のなかで 時は縁をともない
盧山の煙雨 浙江は潮(うしお)
として現れいでくる


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  1. 2005/11/20(日) 13:45:04|
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  1. 2009/01/26(月) 10:08:32 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

天童寺への行き方

 コメントありがとうございます。

 私は知人たちとツアーを組んで行きましたので、寧波界わいはほとんど旅行社の用意してくれた車でまわっていました。したがって個人で行く場合のことは分かりません。

  【行き】 上海ー〈飛行機乗り換え〉→寧波ー〈車〉→西湖・天童寺
  【帰り】 天童ー〈車〉→杭州ー〈列車〉→上海

 天童寺は、最寄りの町から少し距離があります。
 昔からの松林の参道が何キロもつづき、私たちが行った時はその参道を車の列が延々と繋がっていました。

 今は当時と状況が違うだろうから、先ほど本屋で立ち読みしてみると、現在は公共交通機関が通っているとのことです。

 【列車】 上海・杭州から寧波まで
   「上海」駅 ~ 「寧波南」駅 約 4 時間
   「杭州」駅 ~ 「寧波南」駅 約 2 時間

 【バス】 「寧波南」駅から「天童」バス停まで
   系統まで記憶していませんが、「寧波南」駅からのバスがあり、乗り換えの
  バス停まで約 20 分。
   乗り換えてから約 45 分「天童」バス停で下車。
   その後、徒歩 20 分(但し有料のミニバスが走っているそうです)で天童寺。

 これ位のことしか分かりませんでした。
  1. 2009/01/26(月) 18:15:20 |
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