街の情景 :: 寧波 Ninpo
2005-11-20(Sun)

浙江省の港町
盧山は煙雨 浙江は潮と謳われたように風光に勝れる
上に天堂あり 下に蘇・杭ありと蘇州と並び称された肥沃の地
かつて遣唐使や、空海、栄西禅師、道元禅師などの留学僧もここより足を踏み出した
昔の港は狭しと、今はさらに河口の沖合はるかに貿易港は移っている 写真は明け方、旧港付近から河上を望んだところ

街は発展し近代的な建築が立ち並ぶ
一方 昔ながらの家屋も多い 瓦は一生ものなのだろうか
Nikon F100 RDPII
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000

西 湖
雪のように柳絮が舞う中 湖畔を進む
明るい春の陽ざしが何かもの悲しい 柳絮はそんな思いを駆りたてる
Nikon F100 フジカラーREALA
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000

1日1ポチよろしくお願いします

阿育王山広利寺(阿育王寺)
中国禅宗五山の第5位
正面放生池に「阿耨達池」の文字が見える
「阿耨達池」は無熱悩池ともいい 古代インドでヒマラヤの中腹にあるとされた理想郷の1つという
Nikon F100 RDPII
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000

太白峰天童山景徳寺(天童寺)
中国禅宗五山の第3位
栄西禅師や道元禅師がここで修行したという
大宋宝慶二年丙戌春の頃、三月の頃、夜間やや四更になりなんとするに、上方に鼓声三下きこゆ … 入室話にいはく「杜鵑啼、山竹裂」 …杜鵑〈ホトトギス〉をキーとした禅者道元の美しい文章
それよりこのかた、日本寛元元年癸卯にいたるに、始終一十八年、すみやかに風光のなかにすぎぬ。天童よりこの山にいたるに、いくそばくの山水と覚えざれども、美言奇句の実相なる、身心骨髄に銘じきたれり。かのときの普説入室は、衆家おほく忘れがたしとおもへり。この夜は、微月わづかに楼閣よりもりきたり、杜鵑しきりになくといへども、静閑の夜なりき。(『正法眼蔵』「諸法実相」)
「ホトトギスはいまでもいますか?」
これが私が日本から持っていった秘やかなためごと
「道路が出来てからはトンと声が聞けなくなった」というのが答えだった
写真は裏山から伽藍を俯瞰したもの 福井県の永平寺とよく似ているそうだ

太白村の民家は谷間に密集する
天童山へ行く道の足下に 甍の波は延々と続く
以上2点
Nikon F100 フジカラーREALA
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000
Nikon F100 フジカラーREALA
AF28-105mm f3.5-4.5D
Apr. 2000
移ろい 漂う世界のなかで 時は縁をともない
盧山の煙雨 浙江は潮として現れいでくる

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2005-11-20 15:27 | URL | ヵヮィィ☆ブログランキング【bitz】 [ 編集]