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ブルクハウゼン その2 : Burghausen

070424_01.jpg
Nikon F100  AF-S VR 24-120mm

初夏にブルクハウゼンに寄ったときのネガが出てきました。
デジタルICEをオフにしてスキャンするとノイズは減るのですが、ゴミか傷か、いろいろ入ります。フィルムのスキャンは難しいですね。



070424_02.jpg
調整池ヴェールゼー


ブルクハウゼン Burghausen の歴史を載せたパンフレットも出てきたので、拙訳ですが載せておきます。

ただ原文がドイツ語混じりの英文で、述語動詞がなかったり、形容詞と現在分詞だけで文章が連なっていきます。明らかなスペルミスなど誤植があったり……執筆者の意図を汲んで推測での翻訳が主になってしまったので、だいぶ間違っていると思う。分かる人がいたら教えて下さい。

7-8c
 城は、ザルツァッハ川交易・通交の税関事務所や、また新たなる開拓居住の必要性から建設されたのが前史である。
 そのことは何世紀ものあいだ、ブルクハウゼンの発展に重要な影響を与えている。
788年   タッジオIII世 公爵 Duke Tassio III がここに居を移し、カロリング朝の公爵領になった。

11-12c
1025年   帝国の領土としてはっきりとした最初の記述が、文献に登場する。
――後の皇帝コンラ・ドII世 Konra d II が「ブルクハウゼン伯爵」に財政官を任命している。
1164年   ハインリッヒ・ライオン公爵が城の所有権を得ている。

13C
1180年   この頃 城は、すでに都市化しており、崖下の川辺流域にも居住が始まっている。
1225年頃  推定ではあるが、都市として憲章が与えられている
1229年   ヴィッテルスバッハ家の所有になっている。
 第一次バイエルン割譲後、行政を開始。バイエルンの下級貴族たちの第2居住地として経済的発展を遂げる――特にHallein(オーストリア)との塩交易が街の活力源だった。

14c
1307年   それまでの前都市的段階の、地方自治体規則とでも呼ぶべき法を改組し、街の憲章とする――ルートヴィヒ・ド・バイエル皇帝によって重大な特典として与えられている。
 街は北と南(Zaglan と Spitvalvorstadt)に発展した。
1353年   火災
 会計局として行政上の中心的存在となる

15-16c
 隆盛と絶頂は、ハインリッヒ、ルートヴィヒ、ゲオルクという最後の3人の下級バイエルン公爵のもとでであった。1393~1503年までのこの期間は「リッチな時代」と呼ばれる。
1504年   市街火災
1505年   ランツフート継承戦争後、4つの会計局のうち1つが新制バイエルンに組み込まれる。
1581年   司法権を譲渡
1594年   公爵領塩専売の導入により、主たる収入源の塩交易からの収入が減少――数世紀の長い期間におよぶ、行政・経済の停滞の始まり。

17-18c
 30年戦争(1618~48)とバイエルン継承戦争(1701~14 および 1740~45)期間の莫大な負担と困窮。
1778年   Innviertel(「イン川流域四分割譲」とでもいうのでしょうか。1777年までバイエルンに帰属していたこの地方が、バイエルン継承戦争後4分割され、そのうちの3地域までがオーストリア領に割譲されたようです。ナポレオン戦争後一時的にはもどりましたが、また元の木阿弥、現在にいたる……という理解で正しいのでしょうか?)の分割により、資源・経済圏であった後背地を失った上に、ブルクハウゼンは国境線の守備防衛都市になった。(バイエルン継承戦争後の Teschen 条約 1778~79)

19c ナポレオン戦争後の苦難
1802年   政府の解体
1807年   1688年に認定されたHauptstadt(首都)の名称の剥奪――河川輸送の終了
1891年   駐屯の廃止
 ――ささいな地方都市に転落した

20c 経済再生
1915年   Wacker Chemical Factory ヴァッカー化学社が置かれる。
 産業の発生により、新市街が誕生する――旧市街は個性豊かなままに
1969~71年  旧市街の整備として Uferstaresse の施設や堤防の建設


070424_03.jpg


壕の様子が分かりますでしょうか? 歴史も踏まえてみますと、強者どもの夢の後、という寂寥の感をいだきます。



関連ページはこちらから → 「ブルクハウゼン : Burghausen」


2008.5.28 文章を補足

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