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子ども手当


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modelCanon EOS 5D Mark II
LenseEF24-105mm f/4L IS USM
SoftwareDPP 3.8


「子ども手当」支給が始まった自治体があるらしい。
子供のいない仁屋夫婦には全く関係してこない話である。

そこで浅ましいのは、これをビジネスチャンスとみなし、あらゆるマーケットが「子ども手当」を支給される家庭向けの商品を売り出しているという 報道をひっきりなしにしているメディアだ

決して、これらの商品を提供している企業側が浅ましいとは思わない。

仁屋番頭は社会主義も共産主義も是とするわけではないし、マルクス主義者でもないが、かつてこれらのイデオロギーを擁した人々が言った「人間疎外」の現実を目の当たりにし、喫驚するばかりである。

メディアは、「なんとか暮らしにゆとりを」という政策を、平気でマネタイズし煽り、要らぬ知識を国民に植え付けようとする。
ビジネスは、何でもかんでもお金に換算して商売に変換することなんですよ。これができない人は現代社会では活きていけないんですよ
――と報道しているようなものだ。知らず知らずのうちに私たちは、なんでも経済原理に変換して考えるのが社会なんだと洗脳されてしまう。

2、3 日前には鈴木俊一元都知事が逝去したとの訃報が報道された。
「東京都の発展に貢献した」との関係者の言葉が流された。

鈴木元都知事はバブルの絶頂期にあって、これからの国際社会に向けて、東京が日本のステータス都市として立場を維持しなければならないとし、現況ではさらなる産業の増加が必要で、ビジネスフロアの絶対数の不足からフロア面積の拡大・確保をうたい、地方都市とは比べものにならないほどの都市計画税をかけ、地上げはやらせ放題だった。

しばらく生まれ故郷をふり返る暇のなかった仁屋番頭が気が付いたときにはご近所様がなくなっており、幼なじみの家もなく、小学校の同窓生はすべて「暮らしていけない」と退居した後だった。住民のいない町に変わっていたのだ。
知らない人には、こんな話は信じられないだろう。

「住民不在の政治」

これは大変な人が知事をやっていると気がついたがどうすることもできなかった。
鈴木都政の否定を掲げた青島幸男さんの当選で終止符が打たれた。

バブル経済が崩壊したせいもあったが、後にはしばらく使い道のなくなった土地が駐車場となり、食い散らかしたように空き地が広がっていた。

すぐに「区」も、若い夫婦に対する補助金制度を設け対応した。そして徐々に住民が帰ってきた。

いずれにせよ、「時代」「国際性」「国のありよう」「経済効果」などの政治経済が視点になるとき、為政者に都合のよい市民像が造られモデル化され、活きた人間は捨象されて、「人間疎外」という陰にひそんでいる疫病神が頭をもたげる。

人というのは、一面的な物の見方から逃れられないらしい。
これからも私たちは苦しみ続けるのだろう。

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  1. 2010/06/02(水) 18:49:37|
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